テクニカルガイド

お客様が作成されたデータを、イメージ通りの商品にするために、必ず下記の点にご注意くださいませ。

・必ず弊社テンプレートをご利用ください。(他社様のテンプレートでご入稿された場合、ズレが発生する場合がございます)
・データの不備等により、ご希望の納期にお届けする事ができなくなる場合がございます。ご希望の納期に遅れないためにも、
デザインデータを制作される場合は、完全データにてご入稿ください。
・Illustraotor,Photoshop等の操作が不安なお客様は、当社にてデザインデータ制作も行っております。
・分かりにくい点などがございましたら、お気軽にメール又はお電話にてお問い合わせくださいませ。

尚、複雑編集や印刷に必要な情報はブログでも紹介致しております。
是非「デザイン関連」や、「ジャケット関連」ブログをご覧ください。

※本ページの操作画面は、Illustrator CS3・Photoshop CS3の画面となります。お使いのソフトウェアのバージョンによって、表示が異なる場合がございます。

1.ヌリタシについて

2.画像を配置する場合の背景色について

3.フォントのアウトラインについて

4.配置画像について

5.Illustratorの特殊な機能について

6.見本画像(JPEG)の作成方法

7.カラーモード(CMYKとRGBの違い)について

8.画像の解像度とサイズについて

9.画像の統合について

10.レーベル印刷/オフセットとシルク印刷の違いについて

11.レーベル印刷/白ベタについて

ヌリタシについて


弊社テンプレートの外側の赤い線まで、必ず「ヌリタシ」を伸ばしてください。赤い線の外側にはみ出しても問題ありません。
※レーベルにはヌリタシは必要ございません。
ヌリタシが足りない場合は、下記のように意図しない余白ができる事があります。こういったトラブルを避けるために、データ制作時には、十分に気をつけて制作してください。

画像を配置する場合の背景色について


画像は、比較ために実際の数値とは濃度を変えております。

背景色 C:0 M:0 Y:0 K:100
画像の黒 C:30 M:30 Y 30 K:100
背景色 C:30 M:30 Y:30 K:100
画像の黒 C:30 M:30 Y 30 K:100

※配置する画像の背景色と、画像の下に黒を敷いた場合では、画面上で見た目に差が無い場合でも、上記画像のように、実際の印刷では色の差が出る場合がございます。 画像を配置した時にヌリタシをIllustratorで追加する場合には、十分注意してください。

※黒以外も同様です。画像と背景の色は同じになるよう設定してください。

※上記の設定を行った場合でも、必ず画像と背景色の境目が出ないというわけではございません。あくまでも画像と背景の差を目立たなくする方法となります。

フォントのアウトラインについて

画像配置について


Illustratorのテンプレートに画像を配置された場合には、下記の画像のように、必ずイラストレーター形式のファイルと同じフォルダにリンク画像を入れてください。
※使用している画像のみを、同じフォルダに入れてください。使用していない画像は、ご入稿時に削除してください。
※ファイル名は、必ず「半角英数字(アルファベットと数字)」にしてください。
※ご入稿時にリンク画像が入っていない場合が、大変多くなっております。お急ぎのお客様は、特にご注意願います。

Ilustratorの特殊な機能について


Illustratorにある”効果”ですが、パスの変形・ワープ・形状に変換などの効果を使用した場合、ファイルを開くと形が変わってしまう場合があります。
(必ず毎回形が変わるわけではございません)

Illustrator効果を使用された場合には、「ラスタライズ」を行っていただくか、「オブジェクト>アピアランスを分割」(左下・下の画像を参照)を行ってください。

この他、透明効果(ドロップシャドウ・)・パターン・ブレンド・フレア・エンベロープ等も、印刷時にイメージと異なる場合がありますので、「アピアランスを分割」の上部にある、「分割・拡張」を行っていただくか、「ラスタライズ」を行ってください。

Illustratorの特殊な効果には、印刷の際に予期せぬ結果になってしまう場合がありますが、これらは返品・交換の対象とはなりません。上記の「効果」やパターン・ブレンド・フレア・エンベロープ等、不具合の出る恐れのあるものは、なるべくPhotoshopで制作していただく事をお勧め致します。

※お客様が制作されたデータに不安な点がある場合は、ご入稿時にお知らせください。

見本画像(JPG)の作成方法



Illustratorでの設定
ファイル>書き出し(データ書き出し)>ファイルの種類・JPEGを選択してから保存してください

※見本画像は、配置のズレやレイアウト崩れなどが無いかの確認の為に使用致します。
※色合いの確認には使用できません。
JPEGオプションの設定は、下記の通りに
お願い致します。
JPEGオプションの設定は、下記の通りに
お願い致します。
画質 最高(低圧縮率)
カラーモード RGB
形式 ベースライン(標準)
解像度 スクリーン
オプション 「アンチエイリアス」にチェック

Photoshopでの設定
ファイル>別名で保存>ファイルの種類・JPEGを選択してから保存してください

※見本画像は、配置のズレやレイアウト崩れなどが無いかの確認の為に使用致します。
※色合いの確認には使用できません。

JPEGオプションの設定は、下記の通りに
お願い致します。
画質 最高(低圧縮率)
形式 ベースライン(標準)

カラーモード(CMYKとRGBの違い)について


印刷物は、CMYKの4色で印刷されます。
RGBモードのままデータを印刷した場合、色合いが大きく異なりますので、必ずCMYKモードで作成してください。

※下図はRGBカラーをCMYKに変換した場合のイメージです。


Illustratorでのカラー設定
※左の画像のように、ドキュメントのカラーモードを「CMYKカラー」を選択してください。


Photoshopでのカラー設定

※撮影された画像などは、最初の設定では、
カラーモードは「RGB」になっています。
画像を配置される際には、必ず配置画像の
カラーモードを「CMYK」に変更してから、補正・配置してください。

画像の解像度とサイズについて

画像の統合について


Illustratorに画像データを配置する場合の方法になります。

Photoshopデータにてご入稿の場合は、「背景」レイヤーと「背景」以外の2つのレイヤーになるよう、「背景」レイヤー以外を結合してください。

レーベル印刷/オフセット印刷とシルク印刷の違いについて


オフセット印刷とは
CMYKの4色のインクで印刷される印刷方法です。
画像やグラデーションを用いたデザイン等、多くの場合はオフセット印刷で印刷されます。

シルクスクリーン印刷とは
インク毎に版を作り、1色づつ印刷する方式の印刷方法です。 オフセット印刷よりも、インクに厚みがありますので、やや高級感が出ます。
※画像や複雑なオブジェクトには向かない場合がございます。
画像サンプルは、各種紹介ページよりご確認ください。

レーベル印刷/白ベタについて