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「紙ジャケットって何?」
紙ジャケットは、もともとレコードとして販売していた当時のジャケットを精巧に再現した復刻商品でした。
しかし、現在ではデザイン性の高さや価格の安さから多くのアーティストや音楽関係者に選ばれています。
そこで本記事では、紙ジャケットの3つの特徴や購入時の注意点について詳しく解説をしていきます。
CD・DVD用の紙ジャケットをお探しの方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
また、CDプレス匠では、個人法人問わずオリジナルの紙ジャケットが作れて、発注から短納期で手に入ります。
最小個数が100枚からなので、コストを抑えてオリジナル紙ジャケットの製作が可能です。
納期と注文プランの代表例は以下のとおり。
納期 | 注文プラン |
すぐに作りたい | 短納期プラン |
納期に余裕がある | 合版一般印刷プラン/旧激安プラン |
急いでいる方はすぐに問い合わせて見積もりをしてみましょう。
紙ジャケットとはレコード時代の復刻版
紙ジャケットは元々、レコードディスクのジャケットを現代の技術で復刻したCDジャケットです。
サイズは、タテ135mm×ヨコ135mmの正方形が一般的です。
一方、デジパックと呼ばれる、プラスチックのトレーが付いているものや、ペーパースリーブとは別の商品を指します。
人によっては、レコードありきの復刻商品という位置づけで「紙ジャケット」という言葉を使っている方もいます。
ネット配信の時代でも紙ジャケットの需要はある
一部のアイドル事務所などでは、楽曲やLIVE映像のネット配信が禁止されています。
ネット配信が禁止されている背景から、CDやDVDが発売される際に紙ジャケットが選ばれるケースがあります。
また、紙ジャケットは「アーティストの個性を表現しやすい」や「費用が安い」など製作者側のメリットが多いです。
加えて、個性的な紙ジャケットを製作すると「ジャケ買い」を誘発し売上アップにもつながるでしょう。
紙ジャケットにおける3つの特徴
紙ジャケットの代表的な特徴は以下の3つです。
・紙ジャケットはPケースよりも安い場合がある
・ジャケット全体にアーティストの世界観を表現できる
・デザイン性が高ければインテリアの一つとして利用ができる
順番に見ていきましょう。
紙ジャケットはPケースよりも安い場合がある
オプション無しの場合、200枚でおよそ9万円に対して、Pケースの場合だと10万円〜16万円ほどかかります。
Pケースとは、プラスチック製のディスクケースです。
紙ジャケットとPケースやその他のケースとの価格比較は以下のとおりです。
品名 | 価格相場(200枚製作の場合) |
紙ジャケット | 8〜9万円 |
Pケース | 10〜16万円 |
デジパック | 13〜16万円 |
ただし、紙ジャケットの中でもA式とE式といった仕様の違いがあります。
仕様を限定して紙ジャケットを製作したい場合は、表の価格よりも高額になる可能性があります。
紙ジャケット製作の詳細な金額が知りたい方は、CDプレス匠に問い合わせて確認しましょう。
ジャケット全体にアーティストの世界観を表現できる
たとえば、紙ジャケットでは見開き全体が一つのデザインで製作可能です。
また、ジャケットの形状は正方形以外にも、個性豊かな形状もあります。
もちろん、元々レコードの商品があるもので、復刻版として紙ジャケットとして精巧に再現も可能です。
表面だけコーティングするなど細部までこだわれるように、CDプレス匠では4種類の中から無料で選択できます。
デザイン性が高ければインテリアの一つとして利用ができる
ビートルズなどのジャケットは、当時からデザイン性が高くカフェやご自宅のインテリアとして利用されています。
また、復刻版の紙ジャケットはおしゃれなデザインが多く、一部のファンに人気があります。
一方、これから新しく紙ジャケットを製作しようと考えている方は、とことんデザインにこだわるのも、ファン獲得につながるかもしれません。
CDプレス匠では、デザインの請負も可能です。忙しくてデザインを作り込む時間が確保できない方は、一度問い合わせてみましょう。
紙ジャケットを発注する際のポイント3選
紙ジャケットを発注しようと考えている方は、以下の3つのポイントを確認しましょう。
・付属品から必要なポケット数を逆算する
・発注する際に全体のスケジュールを確認しよう
・品質やデザインイメージを無料サンプルで試す
順番に解説していきます。
付属品から必要なポケット数を逆算する
1ポケット仕様の紙ジャケットで、ブックレット(歌詞カード)も作成する場合は注意が必要です。
ブックレットのページ数が多いと厚みが出てしまい、ポケットから抜き差ししづらく使いにくい可能性があります。
対策として、ブックレット紙ジャケット2ポケットにするや、ブックレットサイズを縮小させるなどの仕様の変更がおすすめです。
また、ポケットの位置は必ず確認しましょう。
購入者にとって使いにくい紙ジャケットにならないように、デザインとの兼ね合いも考慮しポケットの位置を決めましょう。
発注する際に全体のスケジュールを確認しよう
紙ジャケット製作納期には以下の工程は含まれないため、すぐに商品が必要な方は納期の確認が必要です。
もしもクライアントが待っており、決まった納期に間に合わせる必要がある方は、今すぐ電話で問い合わせしましょう。
CDプレス匠では、最短納期でご提案をいたします。
品質やデザインイメージを無料サンプルで試す
基本的にはサンプルを取り寄せて、品質を確かめてから量産するのがおすすめです。
サンプルを確認せずに発注した場合、ご自身のデザイン入稿ミスがあっても気づけずに製作してしまいます。
商品として販売するのであれば、じっくりと時間をかけて製作しましょう。
紙ジャケットの選び方
紙ジャケットは以下の順番で選びましょう。
1,用途によって2つ折りなど仕様を選ぶ
2,紙ジャケットのサイズを検討する
3,パネルを選ぶ
4,コーティングを選定する
順番に解説していきます。
1,用途によって2つ折りなど仕様を選ぶ
紙ジャケットは様々な仕様のケースがあります。主な使用と用途は以下のとおり。
仕様 | 主な用途 |
シングルタイプ | コンパクトな紙ジャケットに最適 |
背表紙が付く2つ折り | 一般的な紙ジャケット |
2ポケットタイプ | ブックレットを厚くできる |
3つ折り | ディスクを2枚収納できる |
4つ折り | 上記より収納を増やせる |
その他特殊なタイプ | 特別感を演出できる |
特殊な紙ジャケットケースはオリジナリティを出したい方におすすめです。
紙ジャケット2パネル(シングルタイプ)
紙ジャケット2パネル(レコードジャケ風)
紙ジャケット4パネル(2つ折りタイプ)
紙ジャケット4パネル(2つ折り/中面窓付き)
ハードカバー2パネル(A式/シングルタイプ)
ハードカバー4パネル(A式/2つ折りタイプ)
2,紙ジャケットのサイズを検討する
紙ジャケットのサイズは細かい仕様に分かれています。
サイズの詳細をすぐに知りたい方はテンプレートを確認しましょう。
また、テンプレートに希望サイズがない場合は、CDプレス匠に問い合わせがおすすめです。
一般的な紙ジャケットのサイズは、タテ135mm✕ヨコ135mm。
紙ジャケットの厚みは組み立てた場合で、片面が約300KG程度が基本です。
CDプレス匠なら、通常よりも厚みのある紙でも製作が可能。
ディスク無し、ブックレット(歌詞カード)をカタログ、写真集として利用する方法もあります。
3,パネルを選ぶ
「パネル」は製作会社によって名称が様々です
画像「紙ジャケット2パネル(シングル)のテンプレート展開図」のとおり、表と裏の2面で構成されており、2パネルと表現しています。
パネル数とポケットを増やすと、収納が増えてブックレットやディスクを複数枚入れられるなどのメリットがあります。
また、CDプレス匠では10パネル5枚収納ジャケットの製作が可能です。
4,コーティングを選定する
CDプレス匠で提供しているコーティングと素材は主に以下の4つです。
名称 | 特徴 | おすすめな方 |
マットコーティング | ・光沢有り・しっとりした質感がある | 落ち着いた雰囲気のジャケットを作りたい方 |
グロスコーティング | ・光沢有り・カラーが色濃くみえる | インパクトのあるジャケットを作りたい方 |
アクアコーティング | ・週刊誌の表紙のような仕上がり | デザインカラーに近い色味を出したい方 |
リバースボード素材 | ・表面はざらざらした質感 | 手書きデザインなど、味のある雰囲気を出したい方 |
CDプレス匠では、上記の4種類の中から1種類を無料で実施できます。
また、クラフト素材など特殊な材料の利用が可能です。気になる方は問い合わせしてみましょう。
内部リンク(紙ジャケット・パッケージのコーティングはどの様に選べば良いか??)
紙ジャケットケース製品一覧
CDプレス匠では主に、以下の製品を取り扱っています。
紙ジャケットケース製品一覧
紙ジャケットケースのみの発注も可能
CDプレス匠では、各種紙ジャケットケースやブックレット・歌詞カード、ライナーノーツのみ印刷・製造も可能です。
急な在庫切れや、新規製作など柔軟に対応いたします。
まとめ
今回は、紙ジャケットの3つの特徴や購入時の注意点について解説しました。
紙ジャケットは価格を抑えつつ、デザインにこだわりたいアーティストの方に多く選ばれています。
また、CDプレス匠では「国内プレスと紙ジャケットのセット」も好評です。
通常品は、海外で製品化しており「Printed in Taiwan」と原産国の表記が入ってしまいます。
一方、国内プレスまたは、国内組立だと原産国表記なしで製作が可能です。
細部までこだわる方や、業務上急いで作る必要がある方など柔軟に対応可能です。
紙ジャケットを製作しようと考えている方は、一度CDプレス匠に相談し、無料サンプルの取り寄せを検討してみましょう。